この度、AMMON TOKYO ギャラリーでは、周褐褐による個展「光ノ裏、刃ヲ潜ム」を開催いたします。 周褐褐は、中国・成都と東京を拠点に活動し、彫刻、インスタレーション、映像、ファッションなど複数のメディアを横断する表現を展開してきました。芸術一家に生まれ、ドイツでの幼少期を経て音楽教育を受けた背景は、その作品における構造性と精神性に大きく影響しています。 作家は自身の表現を「暗黒美学」と捉えていますが、それは単なる陰鬱さではなく、「黒を知ることで初めて白を守ることができる」という思想に基づくものです。作品に繰り返し現れる骨格のモチーフもまた、死ではなく生命の構造と強度を象徴しています。 本展では、作家の近年の思考を反映した新たな展開が提示されます。表層を剥ぎ取り続けた先に現れる「沈む」という感覚、そして装飾や可視性そのものへの問いを軸に、釉薬や素材の奥に潜む痕跡をすくい上げるような作品群が構成されます。 本展は、AMMON TOKYO ギャラリーにおける継続的な作家との関係性の中で展開される個展であり、現在進行形の表現の深化を示す機会となります。 ぜひご高覧賜りますようお願い申し上げます。